水中ドローンを使用した施設調査 in福岡市海づり公園

「福岡市海づり公園」は、福岡市西部の自然豊かで風光明媚な糸島半島に位置している、海洋性レジャー施設です。

今回は福岡市海づり公園様にご協力いただき、水中ドローンを使用したマダイ釣り堀の網点検及び海中環境調査の実証実験を行わせていただきました。

協力先：海づり公園様HPリンクhttps://umizuri.com/

水中ドローンを潜水させ生簀網と生体の状態を調査したところ、元気に泳ぐマダイや石鯛の姿が確認でき、網も異状なくきれいな状態でした。

マダイ釣り堀内の生体の様子

生簀網底面の状況

海中環境調査については、生体保護のために沖に設置した漁礁の現状確認や足場下に吊り下げられている牡蠣殻への生体定着具合の確認を目的として調査を実施しました。

結果として漁礁に海藻が定着している様子や牡蠣殻周辺を泳ぎ回る石鯛の群れなどを映像として記録することができました。

漁礁の定着状況

牡蠣殻の状況

ダイバー潜水では呼吸のためにバブルが発生してしまうため、近づくと生体が逃げてしまうことがありますが、水中ドローンは小型かつバブルを発生することがないため、今回は生体に接近して撮影をすることができました。

水中ドローンは、ダイバー潜水では危険な場所・困難な深度でも安全に作業ができ

スマート漁業や水中インフラ点検・生態調査など、今後も活用の可能性が多くあります。

弊社では空中だけではなく水中の点検・調査業務なども行っております。

ご興味があられましたら、お気軽にお問い合わせください。

今回使用した機材

・Fifish V6PLUS