水中ドローンを活用した排水樋門点検の可能性
- 2026.05.19 | NEWS 実績/活動/情報 実績/活動 TOPICS/トピックス 水中ドローン
近年、集中豪雨や台風の激甚化に伴い、排水機場や排水樋門などの排水施設には、これまで以上に確実な維持管理が求められています。
一方で、水中構造物の点検は、これまで潜水士による調査が中心であり、安全確保や調査コスト、濁水環境下での確認精度など、多くの課題を抱えていました。
そこで弊社では、福岡県某所の排水機場付近にて、水中ドローンを活用した排水樋門設備のテスト調査を実施しました。
排水樋門点検における課題
排水樋門や吐口設備は、水中に設置されている部分も多く、腐食・損傷・堆積物・漂流物の滞留などが発生しやすい設備で、定期的な点検・確認が重要となります。
しかし従来の調査では、
〇潜水士による目視確認が必要
〇潮位や天候の影響を受けやすい
〇狭隘部や閉鎖空間では危険を伴う
〇調査状況をリアルタイムで共有しづらい
といった課題がありました。
調査結果

水中部 ゲートの状況

ゲート底部の土砂堆積状況
水中ドローンによる点検のメリット
① 潜水作業リスクの低減
水中ドローンを活用することで、作業員が直接水中へ入る必要がなくなり、安全性の向上につながります。
② 水中状況をリアルタイムで共有可能
水中ドローンの映像は地上モニターへリアルタイム表示できるため、管理者・発注者・点検技術者が同時に状況を確認できます。
その場で異常箇所の確認や追加調査の判断ができるため、効率的な点検が可能となります。
③ 狭隘部や水門周辺の調査に対応
排水樋門周辺には、ゲート設備・吐口部・桁下空間など、確認が難しい箇所が多く存在します。
小型水中ドローンを活用することで、これまで確認が困難だった箇所への接近調査が可能になります。
④ 映像記録による維持管理の高度化
高画質映像として記録を残すことで、経年変化の比較・損傷進行状況の確認・点検履歴の蓄積など、維持管理資料として有効に活用できます。
また、静止画・動画データを活用することで、施設管理の「見える化」にもつながります。
今後の活用可能性
弊社では今後も、水中ドローンを活用した安全かつ効率的なインフラ点検技術の活用を進め、維持管理業務の高度化に取り組んでまいります。
現場条件に応じた最適な調査方法をご提案いたしますので、排水施設や水中構造物の点検に関してお気軽にご相談ください。
使用機材:FIFISH E-GO
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